熊本・大分大地震(平成28年熊本地震)から9年、率直に思うこと
去る14日と16日で私の地元・熊本と隣県・大分を襲った震災から9年となった。
14日の熊日新聞では阿蘇郡南阿蘇村を拠点とする熊本地震震災ミュージアムKIOKUで折れ曲がった道路標識などの展示などを通じて「あの日」何があったのかを伝えていく取り組みも取り上げられていた。
COVID-19(新型コロナウイルス、以下「COVID」)感染拡大という世界規模での災害級の困難も乗り越えて、今では震災前と変わらない元気や平穏な日常とを取り戻した一方で、未だ熊本城の修復が道半ばであることや震災関連で亡くなった人の数が実際には公式発表の278人よりも多いのでは、という課題も出てきたことなど、まだまだ完全な復旧・復興の実現はまだ先では、と思われる以上、私も熊本県民・被災した者の一人として引き続きできることを実行に移していくつもりである。
今月5日、5年余りCOVID感染拡大を機に行かなくなっていた熊本県立図書館に足を運ぶ途中で撮影した熊本市立体育館前電停から撮影した熊本近代化の象徴の一つでもある洋学校教師邸、通称ジェーンズ邸。震災で倒壊したのち、2022年(令和4)に移築・再建された。たたずまいを取り戻した洋学校教師邸・ジェーンズ邸も復興の象徴としてもあり続けるのでは、とも思っている。



震災から9年を迎える今の時期に大変腹立たしい出来事があった。
一つは熊本の地域振興、さらに被災地復興のためにも尽くし、2023年(令和5)末に亡くなった八代亜紀さんの許しを得ないまま八代さんの写真を同封したCDアルバムの発売が強行されたことである。我々熊本県民の代表である木村知事や八代さんの地元でもある中村八代市長の怒りはごもっともで、私も到底許すことなど出来ないので、問題のCDを買わない様にお願いしたいと思っている。問題のレコード会社がある鹿児島県からも「鹿児島の恥」「八代さんに失礼」などの抗議の声が上がっているのは大変ありがたく思っている。鹿児島県の皆さんには被災地復興を後押ししたことと合わせてCD販売に抗議したことにお礼を申し上げたいと思っている。
もう一つは、滋賀県の共産党県議が自衛隊を「人殺し」呼ばわりしたことである。9年前に自衛隊員一人一人も復旧・復興に尽力したことへの感謝は今も変わっていないので、この県議の発言は到底許し難いものであった。おそらくこの県議は熊本を含めた被災地の人々がどの様な気持ちでいたかをわかっていなかったのでは、とも思っている。この件については共産党上層部と県議本人から謝罪があったとのことであるが、共産党と社民党の皆さんには最低限国防と防災は同じのであることについてのご理解をお願いしたいと思っている。それと共に、自衛隊員の皆さんにもこの場を借りてお礼を申し上げたいと思っている。
あと、震災直後に救いの手を差し伸べた当時SMAPのメンバーだった中井正広さんを含めた「ジャニーズ」の皆さんにもお礼を申し上げたいと思っている。
皆さんが救いの手を差し伸べたこと、そのことが復興を後押ししたことを無かったことにはさせない様に尽力したいとも思っている。
また、改めて被災地復興に尽くした元総理・安倍晋三さんに対してもお礼を申し上げたいと思っている。
未だに安倍さんに憎しみを向けている「反アベ」の皆さんには安倍さんの政策には失策・失政があったもの事実だが、被災地復興に尽くす政策を行ったこともまた事実であることをご理解頂き、憎しみを捨てる様にお願いしたいとも思っている。
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by shintaromaeda | 2025-04-30 00:00 | 写真×イラストなど複合 | Trackback | Comments(0)













































































