松本サリン事件から30年、改めて思うことと新たに思う事
去る27日で松本サリン事件から30年となったが、事件現場が近くの公園に献花台が置かれ、地元の人々が献花に訪れ、事件を風化させてはいけないと語っていたとのことである。
松本サリン事件では初動捜査の間違いから第一通報者・河野義行さんに疑いがかかってしまい、間違った情報をマスコミがそのまま扱ったことによる冤罪事件も起こることになった。その冤罪によって自身と家族がサリンで被害を受けた上でその冤罪によって心に一生消えない傷がついたこと、真犯人である松本智津夫とその教団による更なる凶行を許す結果となったことも語り継いでいく必要もあるのでは、と思っている。
事件発生直後河野さんを犯人と決めつけて質問をしたTBSのアナウンサーは現在立憲民主党の参議院議員の杉尾秀哉さんである。杉尾さんはジャニー喜多川さんに性加害の嫌疑をかけて「ジャニーズ」潰しに参加したPENLIGHT(ペンライト)にも参加したColabo（コラボ）に協力的なことや中共政権側の主張を鵜呑みにするなどして攻撃的な国会答弁を行うなど30年前に冤罪に手を貸した時と全く変わっていないのでは、と思っている。杉尾さんには河野さんと奥様・澄子さんの霊前を含めたご家族に謝罪した上でご自身のまともの検証もしないまま攻撃する姿勢を改めて頂きたいと思っている。長野県民の皆さんにはこのまま杉尾さんに反省の態度を改めない様であれば来年行われる参議院選挙で落選させる様にお願いしたいと思っている。
事件当日どの様な事があったのかと長野県警と杉尾さんを含めたマスコミの人々がマスコミが犯した失態、その失態のせいで河野さんがどの様な思いでいたかを表す映像はこちらを。
松本サリン事件が「松本教団」の仕業だとわかり、河野さんの疑いが晴れた後も群馬県吾妻郡草津町の黒岩信忠町長にかかってしまったセクハラ冤罪とそれに伴う草津町と草津温泉に対するキャンセルカルチャーや宝塚歌劇団の一件で自ら命を絶ったとされる団員の写真がないことと「ツイフェミ」と言われる女性が首を突っ込んだことなど不審な点があること、「ジャニーズ」とジャニー喜多川さんに、ダウンタウン・松本人志さんにかかった「性加害」の嫌疑と冤罪・キャンセルカルチャーが相次いだのは、「被害者」側の主張が正しいと思い込む姿勢をマスコミが改めようとしない、反省していないということからも来ているのでは、と思っている。マスコミ関係者の皆さんには河野さん同様に一生消えない傷がつく人が出ないためにも「被害」を訴えた方が全て正しいとせずに「真実」を見極める様にお願いしたいと思っている。
これまで販売した「我々はキャンセルカルチャーを必要としない」ということを訴えるべくデザインした商品。キャンセルカルチャーを終わらせる一助となれば幸いである。
そういう私も松本サリン事件直後に河野さんに疑いをかけてしまったのである。私の場合は河野さんのお宅から押収された薬品（実際には家庭用の農薬だった）からサリンが検出されなかったという報道があった時点で河野さんを疑うのをやめたのだが、短い期間とはいえ疑いをかけてしまったことについて2014年（平成26）6月27日更新分の当ブログの記事でそのことを忘れてしまって綴らなかったことと合わせて河野さんと奥様・澄子さんの霊前を始めとする河野さんの家族、当ブログをお読みの皆さんにこの場を借りれお詫びを申し上げたいと思っている。今後とも「被害者」と言ったからと言って「正しい」と思い込まない様に心がける様にしていこうとも思っている。
にほんブログ村
by shintaromaeda | 2024-06-29 00:10 | 前田画楽堂本舗 デザイン商品 | Trackback | Comments(0)
