昭和・平成・令和と駆け回った偉大なるデザイナーに感謝
2月から3月ごろにかけて料理家・平野レミさんのご主人にしてTRICERATOPS(トライセラトップス)のボーカル・和田唱さん(女優・上野樹里さんのご主人としても有名)の父上としても有名なデザイナー・和田誠さん関連の本を借りてきたのだが、今まで三谷幸喜監督の著書の装丁などでは知っていたのだが詳しいことを知らなかった和田誠さんの世界観の広さにいい意味で驚かされるとともに、尊敬の念を新たにしたのである。
「時間旅行」では昭和62年(1987)以降のアングラ演劇第二世代の劇作家としても有名なつかこうへいさん関連のポスターなどを担当していたことも判明したので、和田誠さんのデザインを知る一冊であると同時に、偉大さを実感する一冊ではないかと思っている。絵本「ねこのシジミ」。改めて和田誠さんのジャンルの広さにいい意味で驚かされた一冊と同時に、心が癒される一冊である。
昨年10月に和田誠さんは天へと旅立ったが、昭和・平成・令和の三つの時代を彩ったデザインと精神は今後も生き続けると思っている。
和田誠さん亡き後間もない頃に奥様・平野レミさんがご主人・和田誠さんとの思い出を尋ねられた際に涙ながら思い出を感謝を込めている記事を読んで、この時点では作品のことをよく知らなかったのだが和田誠さんが公私ともに深く愛されたことを知り、尊敬の念を新たにしたのである。平野レミ、NHK生番組でむせび泣き 夫・和田誠さん亡くし視聴者からのエールに「あー嫌だ、ダメだ…」 Sponichi Annex
大変遅くなってしまったがこの場を借りて和田誠さんに感謝とともに、ご冥福をお祈りしたいと思っている。和田誠さん、本当にありがとうございました。
by shintaromaeda
| 2020-07-22 22:22
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