「3・11」から9年、改めて思うことと新たに思うこと
「3・11」(東日本大震災)から11日で9年になったが、新型コロナウイルスの影響で慰霊式典が中止・延期になる自治体や機関が出たことと合わせて地域によっては復興が完了していない地域があることや原発事故の処理の際に出た放射線を含んだ水の処理をめぐる問題など様々な問題が横たわっていることが報道されていて、まだまだ復興が道半ばであることを実感することが数多くあったことから改めて私も熊本と隣県・大分への支援の恩返しを兼ねて出来ることを実行に移して二人三脚で1日も早く復興が完了することを目指して努力を続けようと思ったのである。「3・11」の日の午後10時30分ごろ、熊本県の海沿いの地域でも津波警報が出たために電車が全て運休となっている中で(その後1時間程経って電車が出た)撮影した翌日に予定されていた九州新幹線全線開通の式典が中止になったことを伝える張り紙。熊本を含む九州各地では新幹線開通の祝賀ムードが一変して(私も新幹線開通は喜ばしいことではあったが、手放しで喜べないと思ったのである)その後、開通記念のイベントが中止・延期になったことと合わせて被災地復興のイベントに内容を変更して行われたことを覚えている。「3・11」被災地ではその日どのようなことがあったかを伝える取り組みが行われているとのことだったが、私も「3・11」当日と直後に九州ではどのようなことがあったのかをその5年後に起こった熊本・大分大地震(平成28年熊本地震)で起こったことと合わせて伝えていこうと思っている。
あと、いまだに原発廃止による「安全かつ安定したエネルギー」の実現が遠いことには悲しい気持ちがしている。唯一の被爆国の国民として「核廃絶・原発廃止」を一歩でも推進し続けることであることが国土を愛し、祖先を敬う真の「愛国」であることへのご理解をこの場を借りてお願いしたいと思っている。
by shintaromaeda
| 2020-03-14 15:40
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