昨夜、新潟県下越地域を中心として周辺の山形県や石川県などで震災が発生したという一報を聞いた時には3年前の春に私の地元・熊本を襲った震災の悪夢が蘇り、人ごととは思えなかったのである。その後時間が経つにつれて割れた瓦の数々、家の中で倒れた家具や飛散した本や小物、食器棚から飛び出して割れた食器の数々、倒れた墓石など被害の状況が刻々と伝えられるごとに改めて震災に襲われた後に見た熊本の光景の数々と重なったのである。亡くなった方がいなかったのは不幸中の幸いではあったのだが、怪我をされた方々の1日も早い回復とともに1日も早く復旧・復興が完了することをこの場を借りてお祈りしたいと思っている。また、今後熊本を襲った震災のように「本震」が発生する恐れもあるので十分に気をつけるようにお願いしたいとも思っている。
私も熊本への復興支援に対する恩返しの意味を込めてできることを実行に移していこうと思っている。
平成23年(2011)3月、「3・11」(東日本大震災)被災地復興のためにデザインした商品。新潟県下越地域をはじめとして今回の震災で被災した地方が1日も早く元気を取り戻す一助となればと思い、ご紹介させていただくこととした。
平成の30年は自然災害に苦しめられたとともに防災・減災のために自然の摂理をどう理解することなど必要なことの数々について問われた30年だったと思うが、令和の世でも改めて防災・減災について考える必要に迫られているのでは、ということも今回の震災で思ったのである。
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