広島・長崎を襲った悲劇より72年を迎え、率直に思うこと
6日午後、熊本市役所にて原爆で亡くなった方々を追悼するためと核廃絶を願って掲げられた半旗。
6日と明日(9日)で広島と長崎がそれぞれ悲劇に襲われてから72年となるが、今年の広島平和式典で日本が国連で締結された核兵器禁止条約に参加しなかったことについて政府に対して怒りの声が上がったことは無理もないことだと思ったのである。本来、唯一の被爆国である日本の政府にはたとえ「核の傘」の下に入っている状態であっても条約締結の旗ふり役となって核保有国に条約参加を呼びかける役割があったはずなのだが、それを果たさなかったということは広島と長崎でなくなった方々や今でも原爆症で苦しんでいる方々、広島と長崎に広がった惨状を目にした方々、さらには世界各国の核実験で被爆した方々に対して申し訳ないことをしたのではと思っている。また、条約に参加した方が北朝鮮・金王朝による核開発をやめさせて朝鮮半島の非核化を実現する第一歩になるのでは、と思ったのである。
安倍総理を始めとして政府関係者の皆さんと国会議員の皆さん、官公庁の皆さんには条約への参加を検討していただきたいと思っている。
by shintaromaeda
| 2017-08-08 16:27
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