今回はステラ・ヤングさんが障がい者を「可哀想」「不幸」と行った見方を「感動ポルノ」と批判したことと「共存・共生の先に真の感動がある」という意見に賛同して相互理解に基づく共存・共生の先に真の感動があるということを訴えるべくデザインした商品の第2弾。
「バリ×バラ」で「24時間テレビ」に対して批判を行った放送をしてから時間が経っているのだが、健常者と障がい者が相互理解の元で共存・共生をはかるためには一時的な話題にしてはいけないと考えている。そのためにはどの様なことがよいのかということで関連記事や映像を仕事の合間に探していたところ、興味深い記事を発見した。
記事の中で「24時間テレビ」が1978年(昭和53年)にまだまだ福祉に関心が薄く、今とは比べ物にならない位障がい者への差別がひどい中でどのようにして福祉を根付かせるかという目的で放送を始めた経緯とともにその後の歩みと現時点で「バリバラ」で指摘されてた問題を始めとして抱えている問題点を語っている記事である。
第1回放送分冒頭部分。5分35秒位と32分位から番組で訴えたいことが述べられている。
第1回グランドフィナーレ。1時間20分くらいから第1回司会者を務めた大橋巨泉さんが福祉に対する思いを語ると同時にと呼びかけをしている。
来年「24時間テレビ」は40回目となるが、「福祉を根付かせる」という原点に帰った上で相互理解に基づく共存・共生に基づく感動をもたらしてくれる番組内容をお願いしたいと思っている(改めてマラソンを始めとして無理のある企画は廃止を)。
最後に熊本地震被災者の一人としての意見として申し上げるとするならば、くまモンと羽生弓弦選手の選手の共演を通じて熊本の被災地を取り上げていただいたことは大変ありがたく思っている。熊本・大分の被災地はもちろんのこと、「3・11」の被災地や先月地震に襲われた鳥取の被災地の復旧・復興のためには「24時間テレビ」は必要だと考えているので、番組に対するバッシングはやめていただきたいと思っている。