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携帯GPS地図『マッピー』提供ブログ用アイコン01 「1・17」から20年、改めて思うこと

本日で「1・17」(阪神淡路大震災)から20年となるが、未だに神戸市を始めとする各地の被害状況をテレビで見たときに「この世のものとは思えない」と思った衝撃は生々しく覚えている。
その一方でその2年後に通っていた専門学校と弊習で通信講座を受けていた短大のスクーリング(出張講習)を受けに神戸市・三宮の方に足を運んだ際にわずか2年前に震災を受けたとは思えないほど復興が進んでいていい意味で驚いたとともに被災した人々の復興への熱い思いに心を打たれたのを今でも覚えている。
また、「1・17」では自衛隊に出動命令が出なかったことや公的機関の命令系統や指揮系統が機能しなかったことで被害が拡大したという「人災」の一面もあったこともよく知られているが、その反省から自然災害発生時に自衛隊への出動がスムーズに行われるように体制が整備され、「3・11」などの災害時に被災した人々の救援のため十二分に機能を発揮出来たことはせめてもの救いだったと思えるのである。
あと、「1・17」のおよそ2ヶ月後に地下鉄サリン事件以後にマスコミなどで被災地のことがほとんどと言っていい位取り上げられなくなったことは大変残念に思ったのである。松本智津夫とその教団の狂態の数々について取り上げるのも大切だとは思うが、被災した人々の声を引き続き取り上げて行く必要があったとも思っている。
震災発生後にボランティアとして駆けつけた人々の活躍が被災した人々はもちろんのこと、震災のショックを受けた我々も勇気づけられたこともはっきりと覚えており、そういう心づくしの活動も復興への足がかりになったのではということを思うのである(このことは「3・11」を始めとしてその後に起った自然災害で被災した地方でボランティアを務める人々にも同じ思いを抱いたのである)。


「1・17」から2週間後に天皇・皇后両陛下がご訪問され、皇后陛下が水から皇居の庭でお摘みになられた水仙の花を未だに煙がくすぶる神戸市内の商店街に献花され、その水仙の花が被災地復興の象徴のひとつになったことを伝える映像
両陛下、阪神淡路大震災の被災地ご訪問 希望の水仙 1/2
両陛下、阪神淡路大震災の被災地ご訪問 希望の水仙 2/2

「1・17」の直後から流れた瀬戸内寂聴さんが出演して被災地復興へ向けたCM。「3・11」の直後を始めとしてその後起った災害発生後にもこのCMのことを思い起こした。
[AC CM]公共広告機構 阪神淡路大震災激励1

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by shintaromaeda | 2015-01-17 19:30 | その他 | Trackback | Comments(0)

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