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携帯GPS地図『マッピー』提供ブログ用アイコン01 平成最後の夏を振り返って(3)〜名優・名人に感謝し、ご冥福をお祈りする

この夏は名優・名人と言える皆さんの訃報も相次いだ。

朝丘雪路さん・津川雅彦さん夫妻
朝丘さんが亡くなったのは4月だったが、津川さんが後を追うかのように日を追わずしてなくなったのでご両人ともに取り上げさせていただくこととした。浅岡さんと津川さん双方の訃報をそれぞれ聞いた時には某結婚式場のCMや長女・真由子さんを交えて「大きな古時計」を熱唱していた姿、津川さんの義理の姉上(兄上である長門裕之さんの奥様)・南田洋子さんが亡くなった時に夫婦で添い遂げることをお互いに誓った姿などを思い起こした。あと、最近津川さんは北朝鮮・金王朝による拉致問題の解決を訴える運動に協力してポスターをよく見ていたのだが津川さんの訃報を伝える一方の時に昭和49年(1974年)に生まれて間もなかった長女・真由子さんが誘拐された事件があり、そのため拉致問題が人ごととは思えなかったためということを聞きごもっともだと思うとともに津川さんの遺志を継ぐ意味も込めて私も日本国民の一人として拉致問題の解決のために少しづつでも出来ることをしようと思ったのである。
また、朝丘さんの訃報の際の津川さんのコメントからは麻丘さんへの感謝とともに自分が先に死んで悲しい思いをさせずに良かったという朝丘さんへの思いやりがにじみ出ているように思えたのである。


樹木希林さん
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絵手紙の教本などに掲載されていた作品の数々を見たのを機に関心を持っていた熊谷守一さんを主人公の映画「モリのいる場所」。樹木さんは熊谷さんの奥様・秀子さんを演じていた。残念ながら映画を観に行くことはできなかったのだが、機会を見てDVDやブルーレイなどで見てみたいと思っている。

近年大病を患っていたとはいえ精力的に活躍していたこともあり、訃報を聞いた時には正直申し信じられなかった。その後私の脳裏には樹木さんが出演していたフジカラーをはじめとするテレビCMや番組、映画の数々や郷ひろみさんとのドゥエット「林檎殺人事件」、ご主人・内田裕也さんとの一般から見れば風変わりな夫婦関係や一人娘・内田也哉子さんとそのご主人(婿養子)の本木雅弘さんとのエピソード、お孫さん二人のデビュー(モデルのUTAさん・女優の内田伽羅さん)などなど様々なことが蘇った。訃報の際の報道では聞きさんが出演したCMや作品の制作秘話が伝えられたが、今や伝説となった演技の数々には様々な思いを込めて全力投球で取り組んだということを樹木さんの偉大さを実感したのである。

私が樹木さんを初めて知ることになった「林檎殺人事件」
郷ひろみ&樹木希林/林檎殺人事件・full .ver(Youtube)

樹木さんに密着したドキュメンタリー「“樹木希林”を生きる」来月2日深夜に再放送されるとのことで見てみようと思ったのである。
「“樹木希林”を生きる」HP(NHKオンライン内)

また、私も幼少時から親しんできたフジカラーのCMもフジカラーのサイトから期間限定で見られる。
女優 樹木希林さんご出演TVCMの限定公開について(フジカラーHPから)

ちなみに私が初めて樹木さんのお名前を見かけた時に風変わりなお名前だと思った「樹木希林」という芸名は「みんなが集まり何かを産み育てる」という意味の「樹と木が集まって希な林を作る」が由来とのことである。
Wikipediaの樹木さんの記事




桂歌丸さん
私も落語に親しむきっかけの一つになった日本を代表する長寿番組となった「笑点」が始まってから50年間出演していたことや「笑点」降板後に病と闘いながら高座に立ち続けたことなど落語を盛り上げるための情熱はその後へと引き継がれるのでは、と思っている。そのことを再確認したのは訃報が伝えられた時のニュースで「笑点」の舞台裏を見た時、その後歌丸さん追悼の特別編成で放送された「笑点」を録画しておいたものや歌丸さん追悼の特別番組を見た時に改めて歌丸さん生前の姿を見た時だった。また、歌丸さん追悼の「笑点」の大喜利では私が年少時代から見てきた大喜利の掛け合いが繰り広げられたのを見た時には歌丸さんが「『笑点』もこれから出演者の皆さんが変わらずに頑張っていますし、落語もますます盛んになっているようなので安心して旅立てます」と話しかけてくるように思えてきたのである。


今は我々の記憶に残る演技・名人芸を見せてくださった皆さんに感謝するとともに、ご冥福をお祈りしたいと思っている。
朝丘さん、津川さん、樹木さん、歌丸さん、本当にありがとうございました。

【お知らせ】日本国内に関することを書く記事の年代表記は通常「西暦(元号=和暦)」としていますが、今後タイトルに元号(和暦)がつく記事など一部の記事では「元号=和暦(西暦)」で表記させていただきます。



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by shintaromaeda | 2018-09-29 19:10 | 写真 | Trackback | Comments(0)

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