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携帯GPS地図『マッピー』提供ブログ用アイコン01 熊本地震より10ヶ月、改めて思うことと新たに感じたこと

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先月31日午後に復旧工事が進む熊本県立美術館分館と熊本県伝統工芸館の真向かいにあり、現在も立ち入りが禁止されている北十八間櫓と東十八県櫓下の広場に震災を乗り越えて例年通り咲いた椿を道路を挟んだ向かい側から撮影。自然は厳しい試練を与えることもあれば美しい風景を見せることもあることを改めて実感した。

14日と本日(16日)で熊本地震発生から10ヶ月を迎えた。
熊本市中心街を始め、私の地元・宇城市内の各商店街など震災前の賑わいを取り戻した地域が多いとはいえど未だに全館休館や一部休館を余儀なくされている公共施設が多いことや南阿蘇鉄道やJR豊肥線を始めとして一部運休を余儀なくされている区間がある路線があること、熊本城を始めとする文化財の復旧と生活の再建をどう両立させて行くかという課題、未だに4万人を超える方々が終の住処が見つからずに仮設住宅で生活していること何ど様々な課題が山積している。

2005年(平成17年)ないし07年(同19年)に遊美塾秋季宿泊講習で撮影した南阿蘇鉄道の沿線の写真。季節外れではあるが全線復旧と沿線地域にも復旧・復興が一日も早く実現することを願い、掲載させていただくこととした。
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さらに復旧・復興と防災に加えて課題が生まれたとすれば、この震災を後世にどのように語り継ぐかということである。
年数が経過するとともにこの震災のことが忘れ去られることが出てくるかもしれないので、10ヶ月前に我々被災地の住民が体験したことを様々なことを様々な形で言葉はもちろんのこと、写真など目に見える伝達手段なども使って語り継ぐ必要が出てくると思っている。そのためにも私も出来ることがあればとも思っている。


by shintaromaeda | 2017-02-16 20:20 | 写真 | Trackback | Comments(0)

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